今回のお題はホンダのN-BOXカスタムです。
既に他店で加工されたヘッドライト内の一部LEDが不点灯になったということで
修理のご依頼をいただきました。


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実はこのヘッドライト、約2年前にも二次加工のご依頼で入庫しておりました。
その時は「ウィンカーが暗い」とのご相談がきっかけで、
殻割りするとウィンカー以外にも不適合点が見つかました。
その他の状況もお伝えした上で、ご予算の都合でウィンカーのみ当店で二個加工といたしました。


■前回入庫時の状況はコチラ
粗悪品?他店加工品N-BOXヘッドライト再加工(殻割りと検証)


今回はその時に発見済みの「不適合点」が予想通り不点灯になってしまったとの事ですので
修理させていただきます

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サイド部分に8発の白LEDが埋め込みされております
これが不点灯または微弱発光になっておりました。



この場所でしたら殻割りまで必要無く裏側を切開いたしました
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前回入庫時のブログでも触れておりますが
LEDの固定はホットボンドが使用されております
画像の左右の違いはありますが、前回の比べてホットボンドの盛りが少なく感じるので
真夏の炎天下で溶けたのかと予想されます







それ以上のこの箇所、何が問題かというと・・・
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向かって右側がプラス(ピンク線)、左側がマイナス(白線)となっておりますが
本来、必ず組み込まれなければならない抵抗器(または準ずるもの)が組み込んでありません。
また上下の段に分かれて白LEDが4個直列で接続されております
この点もあり得ない繋ぎ方です。



大まかに説明しますと、白LEDは1個あたり3Vの電圧を消費します
通常、自動車は12Vですので
「3V×直列4個=12Vだから抵抗なんて必要ないのでは?」と考えがちなのですが
これでは電圧面はクリアできても、電流面をクリアできておりません
またエンジン作動中にオルタネーターが作動すると12Vを大幅に超える電圧が流れますので
この回路ではLEDにとって過電圧状態、短時間で不点灯になる予想はついてました

前回のブログでも触れましたが
このヘッドライトを制作したのは知識の乏しい素人さんかと思います




その後、適切な回路と適切な抵抗器を組み込み、
新しいLEDに入れ替えて作業完了です。

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他店加工ヘッドライトの二次加工や修理も承ります!
その際に、殻閉じされた方法や材料によって再殻割りが出来なかったり
内部の加工し直しが入る恐れもあり、作業費用は高額になりがちです
結果的に、一から当社で制作した方が安く上がるケースもございます











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